自宅でコーヒーを長い期間美味しく楽しむには、コーヒー豆や粉の保存が大事になってきます。
コーヒー豆は意外にも鮮度が重要な飲み物です。
コーヒー豆(粉)は空気にふれ酸化してしまうと風味が落ちてしまうので、できるだけ長い期間美味しいコーヒーを楽しみたいのであれば保存容器もしっかり選ぶ必要があります。
コーヒーの保存容器の選び方のポイント
コーヒーの保存容器の選び方のポイントは4点です。
- 容器のサイズ
- 密封性
- 遮光性
- ニオイ移り
ひとつづつ解説していきます。
容器のサイズ
「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、コーヒーの保存容器のサイズにはあまり適していません。
大きなサイズに少量のコーヒー豆(粉)を保管していると空気が多く入り酸化が起こりやすくなるので、1ヶ月程度で飲み切れる量のサイズ容量での保管をおすすめします。
出来れば少量の100gや200gで使い切り、なくなったら買い足していった方が美味しいコーヒーが楽しめます。
サイズを選ぶ目安として
コーヒーを1日1杯(12g)飲むと12g×30日=360g
1日2杯なら24g×30=720g
を目安に保存容器を選んでみてください。
密封性
コーヒー豆(粉)は空気に触れると「酸化」し、コーヒー本来の風味が落ちてしまいます。
そのためコーヒーの保存容器は密封性の高いものを選ぶことが重要です。
購入の際は「密封性」が高いかどうかもチェックしてみてください。
遮光性
コーヒー豆(粉)は空気以外にも紫外線も風味を劣化させる原因になります。
直射日光など光が当たる場所でも保管を考えているならホーローや陶器など遮光性の高い保存容器がおすすめです。
ガラス製の保存容器は中身も見えオシャレですが遮光性はないため、光の当たらない冷暗所での保管が必要です。
ニオイ移り
焙煎後のコーヒーはニオイを吸う性質があります。
新品の木製の保存容器を使用すると、ウッディな香りがコーヒーに移る可能性もあるので、使用する前に容器自体のニオイのチェックも忘れずに。
コーヒーの保存容器におすすめの素材
- ガラス
- ホーロー
- 陶器
- 金属
- プラスチック
- 木製
ガラス
中身が見えるのでコーヒー豆の量が確認しやすく、ニオイ移りもせず密封性に優れています。
ただし遮光性はないため、冷暗所での保管が必要です。
ホーロー
遮光性が高く、密封でできるタイプならニオイ移りもありません。
割れにくくキズも付きくい商品が多いです。
ただしサイズ容量が大きくなると本体だけでも重くなります。
陶器
遮光性が高く、密封でできるタイプならニオイ移りもありません。
本体の重さと落とすと割れてしまうのがデメリットです。
金属
ステンレスなどの容器は遮光性が高く、軽くてシンプルなデザインのものが多く販売されています。
ただし金属特有のニオイが移る場合もあるので注意が必要です。
プラスチック
軽くて安価なものが多いプラスチック製の保存容器。透明なものから遮光性のあるものまでいろいろ販売されています。
熱に弱いので直射日光の当たる場所や高温になる場所の保管には適していません。
木製
木製は遮光性が高く、容器内の湿度を一定に保ってくれます。
ただし新品の木製容器はコーヒーにウッディな香りが移りやすいので使い始めは注意が必要です。
コーヒーの保存容器の選び方 まとめ
コーヒーの保存容器の選び方のポイントは下記4点。
- 容器のサイズ
- 密封性
- 遮光性
- ニオイ移り
自宅の保管場所や環境を考慮して、上記の4点に気を付けければ容器の素材は見た目の好みで選んでもよいと思うので、おしゃれに美味しく自宅コーヒーを楽しみましょう。
コーヒーの保存方法については、自宅でのコーヒー豆の保存方法 常温・冷蔵・冷凍どれが最適?で詳しく解説しています。
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