コーヒー豆の焙煎（ロースト）種類・特徴一覧

2023年5月18日2024年7月31日

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コーヒーの味を決定する大きな要素に焙煎（ロースト）というものがあります。

コーヒー豆の種類もそうですが、コーヒーの風味をダイレクトに変えるのが焙煎（ロースト）です。

焙煎（ロースト）の種類や特徴を知ってコーヒー購入の際の目安になれば幸いです。

コーヒー豆の焙煎とは

コーヒー豆は生豆のままではコーヒーとして飲むことはできません。

焙煎（ロースト）とは、味や香りがほとんどないコーヒーの生豆を煎る作業のことです。

焙煎（ロースト）することにより、普段よく目にする茶色～黒褐色のコーヒー豆にかわりコーヒー独特の香りや味が生まれます。

ポイント

コーヒー独特の風味は豆に含まれる成分が過熱され化学変化を起こすことで生まれます。加熱時間や熱の加え方でコーヒーの味が変化します。

コーヒー豆の焙煎の種類と特徴

コーヒー豆の焙煎度は8段階あり、焙煎時間によって味や香りが変化します。

焙煎度が浅いと酸味が強くなり、焙煎度が深いと苦味とコクが強くなります。

コーヒー豆の焙煎の種類

コーヒー豆の焙煎度下記8種類です。

コーヒー豆の焙煎8種類

ライトロースト
シナモンロースト
ミディアムロースト
ハイロースト
シティロースト
フルシティロースト
フレンチロースト
イタリアンロースト

焙煎の特徴

各焙煎度合の説明をしていきます。

ライトロースト

浅煎り。焙煎が浅くコーヒー豆にうっすらと焦げ目がついている程度。

一般的にあまり飲用むきではないとされています。

香りやコクが弱く、酸味が強くなります。

シナモンロースト

シナモン色に夏まで焙煎したもの。

苦味がほとんどなく、すっきりとした酸味があります。

ミディアムロースト

中煎り。コーヒー豆は薄い茶色。

酸味が強く苦味はほんのりと感じられる焙煎。

アメリカンコーヒーに適しており「アメリカンロースト」ともよばれます。

ハイロースト

ミディアムローストより少し深い焙煎。コーヒー豆は茶色。

酸味と苦味のバランスが良く柔らかな口当たりとすっきりとした苦味が特徴です。

喫茶店などでもよく使用されており、とりあえずどの焙煎か迷ったら「ハイロースト」がおすすめです。

シティロースト

シティロースト以降は「深煎り」に分類されます。コーヒー豆は少し黒茶色。

酸味と苦味のバランスが良くコクのある苦味が特徴。

「ハイロースト」と並び人気の焙煎度合。北米や日本で人気があり「シティロースト」のシティはニューヨークシティが名前の由来です。

シティロースト以降の「深煎り」はアイスコーヒーにも最適です。

参考リンク：アイスコーヒーにあうコーヒー豆はどれ？選び方のコツ

フルシティロースト

コーヒー豆はダークブラウン。

酸味が少なく、香りが強い焙煎度。

苦味とコクが強くでるのでコーヒーの苦味が好きな方にはおすすめの焙煎度です。

フレンチロースト

コーヒー豆は黒に近い色。コーヒー豆から油分が出てテカテカしています。

強い苦味とコクがあり独特の香りが特徴。酸味はほとんどありません。

カフェオレやウインナーコーヒーなどに使いやすい焙煎度です。

イタリアンロースト

コーヒー豆は焦げたような黒。

一番焙煎度が深い。かなり強い苦味とコクでスモーキーな香りも特徴。

ブラックコーヒーでは飲みづらくミルクや砂糖を入れて飲むのが一般的。エスプレッソで使用します。

焙煎後のコーヒー豆の飲み頃

一般的に焙煎後のコーヒー豆の飲み頃は焙煎3日後といわれています。

焙煎直後はコーヒー豆の中にガスが残っており、そのガスがコーヒー抽出の際に邪魔をしてしまうので、ガス放出の落ち着く焙煎3日後が飲み頃といわれています。

市販の商品では焙煎日時まで確認するのは難しいですが、コーヒー豆を自家焙煎しているお店が近くにある方は焙煎日も確認してみてください。

自分好みのコーヒーが解らない方

今回はコーヒー豆の焙煎種類と特徴を解説しましたが、コーヒー豆の種類によっても口当たりが変わってきます。

自分にあったコーヒー豆と焙煎度合を探すのは楽しいですが、大量にあるコーヒー種類から自分でピックアップするのは大変なので、一度コーヒーのサブスクを試してみてはいかがでしょうか？

店頭に出向かなくても毎月コーヒーのプロが厳選した、いろいろな種類のコーヒーを試してみて自分好みのコーヒーを見つけられるはずです。

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コーヒー豆の種類や挽き方によっても口当たりが変わる

コーヒー豆の種類やコーヒー豆の挽き方によっても口当たりが変わってきます。こちらの記事で詳しく解説しているので併せてご覧ください。

参考リンク：コーヒー豆の種類と特徴一覧　自分好みの味をみつけよう！

参考リンク：コーヒー豆の挽き方5種類　自宅で美味しいコーヒーを淹れるコツ