キリマンジャロコーヒーは強い酸味とコクがあり、さっぱりとした味が特徴的な日本で昔から人気のあるコーヒー豆で「世界三大コーヒー」の中のひとつです。
苦味が少なくあっさりとしたコーヒーが好きな方に特におすすめです。
タンザニア産ということもあり「野性味あふれる味」と表現されることも多いコーヒー豆です。
キリマンジャロの特徴
キリマンジャロの最大の特徴は「酸味」です。
強い酸味とコクがあり苦味が少ないので雑味のないあっさりとした飲み口です。
風味も酸味が強い分、豆の状態でも柑橘系や花のようなフルーティで甘酸っぱい香りが感じられます。
キリマンジャロにおすすめの焙煎度
キリマンジャロにおすすめの焙煎度は「中煎り」です。
中煎りにすることで特徴的な酸味が引き立ち爽やかな味を楽しむことができます。
また「深煎り」にするとさらに甘い香りが際立ちます。元々苦味が少ないコーヒーなので深煎りにしても落ち着いた苦味のコーヒーに仕上がります。
「浅煎り」でも酸味が引き立つコーヒーになりますが、個人的にキリマンジャロは「中煎り」か「深煎り」が失敗しない美味しいコーヒーに仕上がると思います。
ただし焙煎度はお好みに合わせて色々試してみてください。
参考リンク:コーヒー豆の焙煎(ロースト)種類・特徴一覧
キリマンジャロにおすすめの飲み方
キリマンジャロは酸味が強い分はミルクとの相性はよくありません。
「中煎り」や「深煎り」のキリマンジャロをブラックで楽しんでみてください。
お好みにもよりますがミルクと合わせたいのであれば「マンデリン」を試してみてください。
参考リンク:希少なコーヒー豆 マンデリンの特徴とおすすめの飲み方
キリマンジャロはコーヒーゼリーにしても美味しい
酸味があり苦味が少ないキリマンジャロはコーヒーゼリーにしても美味しく仕上がります。
暑い季節に爽やかなコーヒーゼリーもいつもと違うコーヒーの楽しみ方ができるのでおすすめです。
キリマンジャロの産地
キリマンジャロコーヒーはアフリカのタンザニアとケニアの国境付近にあるアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山の麓で生産されたコーヒーです。
標高2000m付近という標高の高い場所で栽培されているので昼夜の気温差と豊富な降水量があり身の引き締まった風味の良いコーヒーが実ります。
最近は生産国のタンザニアの名前をとり別名「タンザニアコーヒー」とも呼ばれます。理由はタンザニアの広い地域でコーヒー栽培が盛んに行われているためです。
日本では「キリマンジャロコーヒー」といえばキリマンジャロ山脈で生産されたコーヒーを指すことがほとんどです。
ネットショップでキリマンジャロを探すときには産地「タンザニア」でも調べてみてください。
コーヒー豆 キリマンジャロの等級(グレード)
コーヒー豆には産地別に等級(グレード)がありランク分けされています。
キリマンジャロのグレードはタンザニアコーヒー協会により、コーヒー豆の大きさ、欠点豆の数、色合いによって決められています。
最高級が「AA」で上から順にA~Eに分類されます。
- AA
- A
- AB
- B
- C
- E
「AA」グレードのものは非常に細かな条件をクリアしたものだけが認められるため品質は最高です。
キリマンジャロコーヒーを購入の際は等級(グレード)も確認してみてください。
参考リンク:失敗しないコーヒー豆の買い方 自分好みのコーヒー豆を選ぶコツ
キリマンジャロブレンドもおすすめ
人によっては単一品種のキリマンジャロは酸味が強すぎると感じてしまうかもしれません。
心配な方はまず「キリマンジャロブレンド」から飲んでみてはいかがでしょうか?
キリマンジャロの酸味も残しつつ「ブラジル」や「グアテマラ」といった別のコーヒー豆をブレンドすることによって口当たりがマイルドになります。
参考リンク:コーヒー豆の種類と特徴一覧 自分好みの味をみつけよう!
参考リンク:コーヒー豆はブレンドとストレートどっちが良い?選び方のポイント
コーヒー豆 キリマンジャロの特徴とおすすめの飲み方 まとめ
- キリマンジャロの最大の特徴は「酸味」
- 強い酸味とコクがあり苦味が少ないので雑味のないあっさりとした飲み口
- 風味は柑橘系や花のようなフルーティで甘酸っぱい香り
- 焙煎度は中煎りや深煎りがおすすめ
- ミルクとの相性はいまいち
- コーヒーゼリーにしてもおいしい
日本でも人気の高いキリマンジャロ。苦味の少ないすっきりとした味わいを楽しんでみてください。
愛知県にあるコーヒーサクラさんの自家焙煎したキリマンジャロもおすすめです。
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