日本では高級なコーヒー豆として有名で「コーヒーの王様」と評されるブルーマウンテンは苦味・酸味・甘味・コクのすべてのバランスが良さが最大の特徴です。
今回はコーヒーの王様「ブルーマウンテン」の特徴とおすすめの飲み方を解説します。
コーヒー豆 ブルーマウンテンの特徴
ブルーマウンテンは苦味・酸味・甘味・コクのすべてのバランスが良く「黄金のバランス」といわれるほど均等にバランスが取れた味わいが最大の特徴です。
すっきりとした苦味と柔らかな酸味があり、あとから甘みも感じられ余韻も長く残ります。
風味もキャラメルやマカデミアナッツのような香りに例えられる上品な香りが感じられます。
コーヒーの酸味が苦手な方にもおすすめのコーヒー豆です。
ブルーマウンテンにおすすめの焙煎度
ブルーマウンテンにおすすめの焙煎度は「中煎り」です。
中煎りにすることでバランスの良い味わいと芳醇な香りを楽しむこができます。
「深煎り」が好きな方もシティローストまでに抑えたほうが無難です。
フルシティーロースト以降の「深煎り」にしてしまうと酸味を壊してしまい、せっかくのブルーマウンテンならではの複雑な味を感じにくくなってしまいます。
焙煎度はミディアムロースト~シティローストを試してみてください。
参考リンク:コーヒー豆の焙煎(ロースト)種類・特徴一覧
ブルーマウンテンにおすすめの飲み方
ブルーマウンテンはミルクや砂糖は加えずにブラックで楽しんでみてください。
ブラックで飲むことで、ブルーマウンテンの絶妙なバランスの味わいと芳醇な香りをダイレクトに楽しむことができます。
またブルーマウンテンはコーヒー豆から挽いてすぐにドリップすることでさらに香りが引き立ちます。
参考リンク:コーヒー豆の挽き方5種類 自宅で美味しいコーヒーを淹れるコツ
ブルーマウンテンの産地
ブルーマウンテンコーヒーは、ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈の標高800~1200mという限られたエリアで栽培されているコーヒー豆です。
このエリアは、一日の寒暖差が8℃以上、水はけのよい斜面、弱酸性の土壌などコーヒー豆栽培の好条件が揃っている土地です。
またブルーマウンテン山脈は名前の由来にもなっている「青みがかって見える霧」が頻繁に発生し、その霧が土に適度な水分を補給してくれ引き締まった味わいを生み出してくれています。
コーヒー豆 ブルーマウンテンの等級(グレード)
コーヒー豆には産地別に等級(グレード)がありランク分けされています。
ブルーマウンテンのグレードはジャマイカの農水省が管轄する「コーヒー産業公社(CIB)」がコーヒー豆の大きさ、豆の形、色合い、農薬の散布や収穫過程など厳しくチェックをし、基準をクリアしたものでないと「ブルーマウンテン」と名乗ることができません。
- NO,1
- NO,2
- NO,3
- ピーベリー
- トライアージ
ランク分けは上から順に最高級の「NO,1」から「NO,2」「NO,3」「ピーベリー」「トライアージ」となっています。
またコーヒー豆は輸出の際、基本的に麻の袋に入れて運送されますが、ブルーマウンテンはピーベリーまでの上位ランクは樽に入れられて輸送されます。
樽に入れることにより木材が湿気を吸収し温度を適度に調整してくれるため、コーヒー豆の鮮度や高い香りを保つことができるためです。
ブルーマウンテンを購入の際は等級(グレード)も確認してみてください。
参考リンク:コーヒー豆のピーベリーとは何?味はおいしい?
ブルーマウンテンはなぜ高い?
コーヒー豆を探しているとブルーマウンテンの値段の高さが目に付くと思います。
ブルーマウンテンの値段の高さは「希少価値」と「ブランディング」が大きな比率を占めています。
ブルーマウンテンは限られたエリアで収穫された豆+厳しいチェックをクリアしたものしか「ブルーマウンテン」と名乗ることができないようになっており、希少価値を高めてブランディングをしています。
ちなみにブルーマウンテンの輸出の約8割は日本になっており、海外ではあまり飲まれていないコーヒー豆です。
ブルーマウンテンブレンドは安い
ブルーマウンテンをベースに複数のコーヒー豆が入っているブレンドは、単一品種のブルーマウンテンより安く購入できます。
各店舗やメーカーが豆の特徴を活かしつつ、オリジナルの味わいを楽しむことができます。
それぞれの良さがあり、単一品種かブレンドかどちらが美味しいとは優越は付けがたいので、自分自身でお好みの味を探してみてください。
参考リンク:コーヒー豆はブレンドとストレートどっちが良い?選び方のポイント
高級コーヒー豆 ブルーマウンテンの特徴とおすすめの飲み方 まとめ
- ブルーマウンテンは苦味・酸味・甘味・コクのすべてのバランスが良い
- コーヒーの酸味が苦手の方にもおすすめ
- 風味はキャラメルやマカデミアナッツのような上品な香り
- 焙煎度は中煎りがおすすめ
- ミルクや砂糖は使わずにブラックで楽しんで
高級なコーヒー豆「ブルーマウンテン」
希少性の高さから特別な日やプレゼントにも最適です。
コーヒー好きならブルーマウンテンを貰ってうれしくない人はいないのではないでしょうか!?
他のコーヒー豆と比べたら高価なので自宅でも何か特別な日の1杯にいかがでしょうか?
プレゼントの際は、コーヒーと合うチョコレートもおすすめです。
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