コーヒー豆の挽き方5種類 自宅で美味しいコーヒーを淹れるコツ

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自宅で美味しいコーヒーを飲むなら、コーヒー豆を飲む直前に自分で挽くと味や香りが引き立った本格的なコーヒーが楽しめます。

また市販のコーヒー粉を買う時もコーヒー豆の挽き方がわかると自分好みのコーヒーに巡り合える確率があがります。

今回はコーヒー豆を挽くコツと挽き方の5種類の特徴について解説します。

目次

コーヒー豆の挽き方5種類

全日本コーヒー協会のホームページを確認するとコーヒー豆の挽き方は5種類に分類されます。

ただし挽き具合にはっきりとした基準は定められていないので目安となります。

コーヒー豆の挽き方5種類は下記の通りです。

挽き具合粒度(りゅうど)自宅で挽くときの目安
極細挽き~0.49㎜上白糖くらい
細挽き0.5~0.8㎜上白糖とグラニュー糖の中間くらい
中細挽き0.5~1.0㎜グラニュー糖くらい
中挽き1.0~1.5㎜グラニュー糖とザラメの中間くらい
粗挽き1.0~2.0㎜ザラメくらい
一部HARIOホームぺージFAQより抜粋
ポイント
  • 細挽き・・・味が濃くなり苦味もでる。細かくしすぎると雑味もでる。
  • 粗挽き・・・すっきりとした味わいになる。粗すぎると味が薄くなる。

コーヒーの淹れ方によって挽き方を決める

コーヒーの抽出方法に合わせて豆の挽き方を変えると、コーヒー成分を上手に抽出でき美味しいコーヒーが楽しめます。

極細挽きエスプレッソ
細挽きウオータードリップ
中細挽きペーパードリップ、コーヒーメーカー
中挽きフレンチプレス、サイフォン、ネルドリップ
粗挽きパーコレーター、金属フィルターのドリップ

一般的に家庭でハンドドリップやコーヒーメーカーを使用する時は中細挽きがおすすめとされています。

ラッセルホブスのコーヒーグラインダーで15秒くらいで中細挽き程度に
コーヒーグラインダーで15秒くらいで中細挽き程度に

著者もだいたい中細挽きくらいを目安にコーヒー豆を挽いています。

自宅でのハンドドリップに必要な器具はコーヒーをハンドドリップで淹れるには器具は何が必要?で詳しく解説しています。

参考リンク:サイフォン式とハンドドリップの違いは何?味は変わる?

コーヒー豆の挽き方5種類の特徴

それぞれの特徴を解説していきます。

極細挽き(ごくほそびき)

極細挽きの粒度は「上白糖」くらい。

コーヒー豆がパウダー状になっており、渋みや苦味が強く出るので「エスプレッソ」に適しています。

手動のコーヒーミルで挽くことは難しいです。

細挽き(ほそびき)

細挽きの粒度は上白糖とグラニュー糖の中間くらいの細かさ。

コーヒーが濃い目の味わいに仕上がります。時間をかけて抽出する「ウオータードリップ(水出しコーヒー)」に適しています。

中細挽き(ちゅうぼそびき)

中細挽きくらいで挽く
このくらいが【中細挽き】

中細挽きの粒度はグラニュー糖くらい。

「ペーパードリップ」や「コーヒーメーカー」を使った抽出に適しているので自宅でコーヒーを楽しむときには定番の挽き具合になります。迷ったときは中細挽きがおすすめです。

UCCレギュラーコーヒーの挽き方は中細挽き
UCCレギュラーコーヒーの挽き方は中細挽き

中挽き(ちゅうびき)

中挽きの粒度はグラニュー糖とザラメの中間くらい。

時間をかけてコーヒーを抽出する時に適した挽き方です。「フレンチプレス」、「サイフォン」、「ネルドリップ」が適正。

粗挽き(あらびき)

粗挽きの粒度はザラメ程度。

コーヒーを抽出して飲むときにはあまり使用されない挽き方です。目の粗い金属フィルターでドリップする際に試してみてください。

コーヒー豆を挽くタイミング

挽く前のコーヒー豆
挽く前のコーヒー豆

コーヒー豆を挽くタイミングはコーヒーを淹れる直前がベストです。

多少面倒ですが、その都度飲む分だけコーヒー豆を挽いて淹れるとおいしいコーヒーが楽しめます。挽きたてのコーヒーの香りは格別です!

コーヒー豆を挽いて粉の状態になると酸化も進みやすくなってしまうので注意が必要です。

自宅でコーヒー豆を挽くポイント

自宅でコーヒーを挽くポイントはなるべく均一の細かさになるようにコーヒー豆を挽くことです。

コーヒーミルが手動でも電動でもなるべく均一になるように調整してみてください。

コーヒーミルの選び方

コーヒー豆を挽く「コーヒーミル」には大きく分けて手動式と電動式の2種類に分類されます。

手動式コーヒーミルの特徴

HARIOの手動コーヒーミル「セラミックコーヒーミル・スケルトン」
HARIOの手動コーヒーミル「セラミックコーヒーミル・スケルトン」

自分でハンドルを回して自力でコーヒー豆を挽くのが手動式です。

電動式に比べると時間がかかるので、1~2人分程度の少量を挽くときには手動式が適しています。

時間がかかる分コーヒー豆を挽く過程を楽しむことができます。

デザインもレトロなものからスタイリッシュなものまで幅広くラインナップされています。

手動式コーヒーミルの使い方は【入門編】手動コーヒーミルの使い方で詳しく解説しています。

電動式コーヒーミルの特徴

ラッセルホブスのコーヒーグラインダー
ラッセルホブスのコーヒーグラインダー

ボタンを押して自動でコーヒー豆を挽くのが電動式です。

力をかけずに素早く簡単にコーヒー豆が挽けます。時間がない時や少し多めにコーヒーを淹れたい時には電動タイプがおすすめです。

ただし手動式と比べるとそれなりに大きい音が出るので注意が必要です。

手動式のコーヒーミルと比べると価格は高めです。

これから電動コーヒーミルの購入を検討している方は【自宅用】電動コーヒーミルの使い方も読んでみてください。

自分でコーヒー豆を挽くのが面倒な方

ポストコーヒーは内容量や挽き方が選べる
ポストコーヒーは内容量や挽き方が選べる

自分でコーヒー豆を挽くのが面倒だけど、おいしいコーヒーが飲みたい方はPostCoffeeがおすすめです。

コーヒー豆の状態はもちろん、コーヒーの抽出方法に応じたコーヒー粉で注文ができ容量も選べるので鮮度の良い状態で飲み切ることができます。

価格も良心的で選べるコーヒーの種類も多いので、ぜひ一度ホームページを確認してみてください。

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コーヒー豆の挽き方5種類 自宅で美味しいコーヒーを淹れるコツ まとめ

コーヒー豆の挽き方は5種類
  • 極細挽き
  • 細挽き
  • 中細挽き
  • 中挽き
  • 粗挽き
ポイント
  • 細かく挽く→濃く苦めの味わい
  • 粗く挽く→薄く軽めの味わい

自宅でコーヒー豆を挽くときは、粗さをざっくり覚えておいてお好みに合わせて色々試してみてください。

またコーヒー粉を買う時も用途に応じて挽き方を確認してみてください。

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