自宅で本格的なコーヒーを飲みたいと思ったらハンドドリップがおすすめです。
手頃で美味しいコーヒーを楽しむことができます。
今回は基本となるハンドドリップに必要な器具を紹介します。
ハンドドリップに必要な器具
自宅でハンドドリップを始めるには最低5点の器具が必要です。
- コーヒードリッパー
- 計量スプーン
- ペーパーフィルター
- コーヒーサーバー
- お湯を沸かすケトル(やかん)など
順番に解説していきます。
コーヒードリッパー
コーヒードリッパーはコーヒー粉をろ過・抽出するために必要な器具です。
これが無いとハンドドリップはできません。
コーヒードリッパーにペーパーフィルターをセットして使用します。
最初は大手コーヒーメーカーのカリタやメリタなどが使いやすいです。
メーカーによって若干穴の数などに違いがあるのでカリタとメリタの違い コーヒードリッパーの選び方も確認してみてください。
計量スプーン
コーヒー豆やコーヒー粉を量るためのスプーンです。
大手メーカーでコーヒードリッパーを買うと付属されているケースも多いので、その計量スプーンを使えばOK。だいたい10g用のものが付属されています。
ペーパーフィルター(コーヒーフィルター)
コーヒー粉を濾すためにコーヒードリッパーにセットして使用します。これも無いとハンドドリップできません。
購入の際はコーヒードリッパーに合ったサイズの物を購入してください。
参考リンク:ペーパーフィルターの違いは何?茶色と白の違いはある?
ペーパー(紙)以外にも、布フィルター(ネルフィルター)や金属フィルターがあります。
初心者の方はペーパーフィルターが価格も安く使いやすいのでおすすめです。
コーヒーサーバー
抽出したコーヒーを溜めておくために必要です。数杯分ドリップする時はコーヒーサーバーを使用した方が良いと思います。
1杯分しかドリップしない場合は、マグカップなどに直接ドリップしてもOK。
お湯を沸かすケトル(やかん)など
コーヒーをドリップする適温は90~95℃といわれています。
ケトル(やかん)がなくても自宅にある鍋などでお湯を沸かせればOK。
ただしドリップする時は、なるべくお湯が細く出せるものを使用した方が美味しいコーヒーを抽出できるので、鍋などでお湯を沸かした時はコーヒーポットなどに移し替えが必要です。
ちなみにコーヒードリッパーを「メリタ」のものを使用すれば、ティファールなどでお湯を沸かしそのままドリップできます。
ハンドドリップ用器具を最低限揃える費用
コーヒー器具はこだわりだしたらキリがありませんが、一番オーソドックスなものを選べばハンドドリップに最低限必要な器具は2,500円程度で揃えることができます。(お湯を沸かすケトルなどは既にある前提)
- コーヒードリッパー(プラスチック製)・・・500円程度
- 計量スプーン・・・カリタやメリタ製のコーヒードリッパーを購入すれば基本的に付属されている
- ペーパーフィルター(2~4杯分)・・・300円程度
- コーヒーサーバー(耐熱ガラス)・・・1,500円程度
ハンドドリップにあったら便利な器具
必須ではありませんが、自宅でハンドドリップする際にさらに美味しいコーヒーが淹れられるおすすめの器具は4点あります。少し慣れてきたら検討してみてください。
- コーヒードリップポット
- コーヒーミル(コーヒーグラインダー)
- 計量器
- キッチンタイマー
こちらも順番に解説していきます。
コーヒードリップポット
お湯を注ぐ時に使用します。先ほども記載しましたが、コーヒードリップの際はお湯を細く少しずつ注ぐと美味しいコーヒーに仕上がります。
最近は電気ケトルでコーヒー用のものも出ています。
コーヒーミル(コーヒーグラインダー)
コーヒーは鮮度が重要なので、コーヒー豆から挽いてすぐにドリップすると香りや味わいが格段に良くなります。
コーヒー粉を購入すればすぐにドリップできますが、時間が経てばたつほど風味は損なわれます。
すこしハンドドリップに慣れてきて時間があるときは、ぜひコーヒー豆を自宅で挽いてハンドドリップを楽しんでみてください。
参考リンク:【7年使用中】ラッセルホブスのコーヒーグラインダー レビュー
計量器
コーヒー豆やコーヒー粉を量るときに使用します。
毎回測れば、自分の好みの味わいを一定して抽出する事ができます。
1g単位で測れるデジタル式のものが使いやすいと思います。
キッチンタイマー
ハンドドリップの際は最初にお湯を少し入れて蒸らす時間が必要です。
また抽出時間なども測ることができるので、計量器と併せて使用すれば、データが蓄積され自分好みのコーヒーを抽出しやすくなります。
こちらもデジタルのものが使いやすいと思います。
初心者向けハンドドリップ器具のおすすめメーカー
初めてハンドドリップをするなら、有名メーカーの製品を使えばまず問題はありません。品質や価格も安定しているのでおすすめです。
- カリタ(Kalita)
- メリタ(Melitta)
- ハリオ(HARIO)
参考リンク:【入門編】コーヒー器具のおすすめメーカー5選
コーヒーをハンドドリップで淹れるには器具は何が必要? まとめ
- コーヒードリッパー
- 計量スプーン
- ペーパーフィルター
- コーヒーサーバー
- お湯を沸かすケトル
- コーヒードリップポット
- コーヒーミル(コーヒーグラインダー)
- 計量器
- キッチンタイマー
2,500円もあれば最低限必要な器具は揃えられると思うので、ぜひ自宅でハンドドリップでコーヒーを淹れてお気に入りのマグで楽しんでください。
コーヒーに合うマグカップの色はコーヒーに合うマグカップの色は?【イッタラ編】で検証しています。
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