いまさら人に聞きにくいコーヒーとエスプレッソの違いについて解説します。
「コーヒー」と「エスプレッソ」の違いがわかればコーヒーショップでの注文時や自宅でのコーヒータイムのときに役立ちます。
コーヒーとエスプレッソの違い
コーヒーとエスプレッソは同じコーヒー豆を使用している飲み物ですが味や抽出方法が違います。
主な違いを解説していきます。
- 抽出方法が違う
- 使用するコーヒー豆の挽き方や量が違う
- 味が違う
抽出方法が違う
コーヒーとエスプレッソの一番大きな違いは抽出方法です。
コーヒーは、紙や布でコーヒー粉をお湯を使ってろ過し抽出します。主な抽出方法は「ペーパードリップ」「サイフォン」などがあります。
- エスプレッソは専用のマシンで高い圧力をかけてコーヒー粉にお湯を通して抽出します。機械を使わずに抽出することはできません。
使用するコーヒー豆の挽き方や量が違う
抽出方法が違うと使用するコーヒー豆の挽き方や量なども変わってきます。
- コーヒーをハンドドリップなどで淹れるときの挽き方は味の好みに応じて細挽き~粗挽き、焙煎度も浅煎り~深煎りまで自由に選択できます。
- また使用するコーヒー豆の量は一般的に水120mlに対し10g程度といわれています。
- エスプレッソのコーヒー豆の挽き方はエスプレッソマシンを使用するため「極細挽き」にする必要があります。
- 焙煎度は中煎り~深煎りで使用するコーヒー豆の量は水40mlに対し7~8g程度になっています。
味が違う
コーヒーとエスプレッソは抽出方法や使用するコーヒー豆の焙煎度・挽き方など違うので当然出来上がった味にも大きな違いがあります。
- コーヒーは、使用するコーヒー豆の焙煎度や挽き方によって味の違いはありますが、ブラックで飲んでもコクや酸味を楽しむことができます。
- エスプレッソは、苦味が強く濃厚な味わいです。エスプレッソの本場イタリアでは、エスプレッソにたっぷりの砂糖をいれて飲むのが一般的です。
またエスプレッソは注ぐカップも専用のデミタスカップと呼ばれる小さなカップに入れて提供されます。
著者は学生時代、コーヒーとエスプレッソの違いがわかっておらず、名前の響きがカッコイイのでエスプレッソを頼みカップの小ささに衝撃を受けたことがあります。
エスプレッソはアレンジメニューがおすすめ
日本人でエスプレッソをそのまま飲む方は少ないと思いますが、アレンジメニューとしていろいろな商品に使われています。
- カフェモカ
- カフェラテ
- カプチーノ
- マキアート
エスプレッソの濃厚な味わいにミルクを混ぜて作成されるものが多いです。ミルクの配合や仕上げ方によって呼び名が変わります。
またアフォガードといって、バニラアイスにエスプレッソをかけたデザートも定番で人気のアレンジ方法です。
自宅用におすすめのエスプレッソマシン
エスプレッソマシンには全自動・セミオート・直火式などいろいろな種類がありますが、デロンギはコーヒーの本場イタリアで誕生したメーカーで様々なタイプのエスプレッソマシンが揃っています。
正直、輸入家電なので値段は安くはありませんが、品質は抜群に良いのでエスプレッソマシンの購入に迷ったらまずはデロンギから見てみてはいかがでしょうか?
コーヒーとエスプレッソの違いはなに?基礎知識を解説 まとめ
- 抽出方法が違う
- 使用するコーヒー豆の挽き方や量が違う
- 味が違う
- エスプレッソはアレンジメニューが豊富
エスプレッソは専用のマシンが必要ですが、1台あれば自宅でもカフェのようなアレンジメニューも簡単にできてしまいます。
自宅でのコーヒータイムをもっと楽しみたい方は導入の検討をしてみてはいかがでしょうか?
おすすめ記事
こちらの記事もぜひ読んでみてください。
コーヒー豆の挽き方5種類 自宅で美味しいコーヒーを淹れるコツ
コメント