サイフォンコーヒーがまずい時に確認する4つのポイント

2023年8月29日2024年8月27日

当ページのリンクには広告が含まれています。

せっかくサイフォンコーヒーを買ってみたけど、なんだか「まずい」

本来、サイフォンコーヒーは自宅でも専門店のような「柔らかくすっきりとした味わいのコーヒー」が楽しめるはず・・・

そんな時は4つのポイントを改善すると自宅でも美味しいコーヒーに仕上がる可能性が高いので、ぜひ試してみてください。

サイフォンコーヒーが「まずく」なる理由

サイフォンコーヒーを上手に淹れるには少しコツがいります。自分で淹れたサイフォンコーヒーが「まずい」と感じたら下記４点を注意してみてください。

サイフォンコーヒーが「まずく」なる理由

一つずつ解説していきます。

撹拌とは

聞きなれない【撹拌（かくはん）】とは、お湯と浮かび上がったコーヒー粉をかき回す作業のことです。

簡単に言うと「混ぜる」作業のことをさしています。

サイフォンの使い始めは、コーヒー成分をしっかり抽出しようと、良くかき混ぜすぎてしまうケースが多いです。

かき混ぜすぎるとコーヒーの雑味まで抽出されて美味しく仕上がりません。

撹拌はやさしく2～4回程度で行ってみてください。

サイフォンはコーヒー粉をお湯につけて成分を抽出する「浸漬（しんし）法」です。

ハンドドリップなどと比べてコーヒーの味が出やすいですが、抽出時間が短すぎると薄い味に、長すぎると苦味やエグみが出てしまうので、40秒～1分程度の時間を測り抽出してみてください。

コーヒー豆の挽き方や火力によっても抽出時間が変わってくるので、適正な時間が決まっているわけではないので、お好みの味になるまで何回か試してみてください。

ネルフィルター（布フィルター）は程よくコーヒー豆の油分を落とすことができるので、滑らかな甘みのあるコーヒーに仕上がる人気のフィルターです。

ただしお手入れ・保管方法を間違うとコーヒーの味がまずくなる可能性があります。

購入時のネルフィルターには糊が付いており、使用前に15分程度煮沸して糊を取り除くことが重要です。その後さらにコーヒー粉と一緒に煮沸するとコーヒーが馴染みやすくなります。

使用後のネルフィルターは水洗いし付着したコーヒー粉を取り除きます。

注意

ネルフィルターに洗剤は使用できません。洗剤で洗ってしまうと匂いが付着しコーヒーの風味に悪影響を与えてしまいます。

水洗い後は、器に移し水に浸して冷蔵庫で保管します。水は最低でも1日1回は交換します。

再度使用する際は、冷たい状態のネルフィルターはコーヒーの温度を下げてしまうので、一度湯通ししてから使用します。

また乾燥したネルフィルターは、酸化しやすくなってしまいコーヒーの風味を損なう可能性があるので、ネルフィルターは濡れた状態での保管が必須です。

ネルフィルターは使用しているうちに目が詰まってきたりニオイが気になってきたりするので、程度なタイミングで新品交換したほうが良いと思います。

サイフォンコーヒーはコーヒー豆の香りや風味が楽しめる抽出方法ですが、鮮度の悪いコーヒー粉を使用してしまうと、せっかくのサイフォンコーヒーの魅力が半減してしまいます。

コーヒー粉は酸化してしまうと香りや風味が弱くなってしまうので、コーヒー豆は淹れる直前に豆から挽くと、一味違った美味しいコーヒーに仕上がります。

まだ自宅用のコーヒーミルをお持ちで無い方は2,000円程度から購入できるので、ぜひ検討してみてください。

サイフォンコーヒーがまずい時に確認する4つのポイント

慣れてくると毎回同じような味わいで安定してコーヒーが淹れられるサイフォン。

少しコツがいりますが、撹拌の回数や抽出時間など変えてみてお好みの味に仕上がるまで楽しみながらサイフォンコーヒーを淹れてみてください。