コーヒー豆の「〇〇マウンテン」と聞くと、ブルーマウンテンやエメラルドマウンテンを思い浮かべる人も多いと思いますが、今回解説する「クリスタルマウンテン」も希少性が高く飲みやすいコーヒーなので、まだ飲んだことのない方はぜひ一度飲んでみてください。
コーヒー豆クリスタルマウンテンとは
コーヒー豆の「クリスタルマウンテン」とは、キューバのエスカンブライ山脈で栽培されているキューバ産コーヒー豆の中でも最高等級のコーヒーです。
クリスタルマウンテンの名前の由来
クリスタルマウンテンの名前の由来は、クリスタルマウンテンが栽培されているエスカンブライ山脈が水晶の産地としても有名なことが由来となっています。
「ブルーマウンテン」のように実在する山の名前では無いので「クリスタルマウンテン」という山は存在していません。
クリスタルマウンテンの品質管理
キューバのコーヒーの生産量は年間3万トン程ですが、その中でも「クリスタルマウンテン」として販売されるのが約3%程度といわれています。
キューバでは生豆の大きさによって等級が決められますが、厳しい品質基準をクリアした生豆のサイズも大きく、最も良質なコーヒー豆だけが「クリスタルマウンテン」になります。
クリスタルマウンテンの味の特徴
クリスタルマウンテンは酸味・コク・苦味のバランスがとれたマイルドな口当たりです。
クセが少なくさっぱりと飲むことができます。
クリスタルマウンテンにおすすめの焙煎度
クリスタルマウンテンコーヒーにおすすめの焙煎度は中煎り~中深煎りです。
マイルドに飲めて、ナッツのような香ばしさも感じることができます。
参考リンク:コーヒー豆の焙煎(ロースト)種類・特徴一覧
クリスタルマウンテンの産地
クリスタルマウンテンの産地はキューバ中央部にあるエスカンブライ山脈で栽培されています。
標高約1000m、昼夜の気温差が10℃以上あり、雨季と乾季がはっきり分かれていて、年間降雨量も1990㎜とコーヒー栽培に適した環境です。
ただしキューバはカリブ海の中心に位置しており、近年ハリケーンなどの自然災害が多く生産量が安定しないという問題も抱えています。
コーヒー豆クリスタルマウンテンとは?まとめ
- クリスタルマウンテンはキューバ産最高等級のコーヒー豆
- クセのないマイルドな味わい
- 焙煎度は中煎り~中深煎り
日本ではあまり馴染みのないクリスタルマウンテンコーヒーですが、さっぱりと飲めるコーヒーなのでぜひ自宅のペーパードリップで淹れて飲んでみてください。
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