コーヒー豆を購入した後の保存方法をどのようにしていますか?
適当にコーヒー豆を保存しているとせっかく購入したコーヒー豆の風味を落としてしまいます。
以外かもしれませんがコーヒー豆は鮮度が大事な食品なので保存方法が重要です。
今回は常温・冷蔵・冷凍でどのようなケースが適しているか解説します。
コーヒー豆の保存方法の注意点は記事後半で紹介しますが、まずはそれぞれの保存方法を解説します。
コーヒー豆の常温保存で良い場合
コーヒー豆が常温保存で良いケースは、
コーヒー豆購入後、数日~1ヵ月以内に飲み切ってしまう場合です。
コーヒー豆開封後はジップロックなどに入れ、なるべく空気に触れさせないようにし、直射日光や高温多湿な場所は避けて保存しましょう。
コーヒー豆の冷蔵保存が良い場合
コーヒー豆を冷蔵保存した方が良いケースは、
コーヒー豆購入後、1ヵ月~3ヵ月ほどかけて飲み切る場合です。
冷蔵庫にいれておけば常温保存より少し長く鮮度を保っていられるので、1ヵ月~3ヵ月かけてコーヒー豆を消化する場合は冷蔵保存をおすすめします。
コーヒー豆は特性上においを吸収しやすいので、キムチなどのにおいのキツイ食品と一緒に保存してしまうとにおい移りしてしまい、せっかくのコーヒーの風味を失ってしまいます。
ジップロックや密閉できる容器に入れて冷蔵庫に入れてください。
コーヒー豆の冷凍保存した方が良い場合
コーヒー豆を冷凍保存した方が良いケースは、
コーヒー豆を買いすぎたor貰いすぎたなど、すぐに飲まない場合は冷凍保存をおすすめします。
冷凍保存すれば「酸化防止」に効果的なので長期保管に適しています。こちらも冷蔵保存時と同様においの強い食品からにおい移りしないようにジップロックなどで密閉して保存してください。
コーヒー豆を冷凍庫から出して飲む場合は、コーヒー豆が結露し美味しいコーヒーが抽出出来ないケースがあるので、冷蔵庫などで自然解凍させてから挽いてドリップしてください。
コーヒー豆の保存時の注意点
コーヒー豆を保存する時の注意点は下記5点です。
- 酸化
- 温度
- 湿度
- 紫外線(光)
- におい
酸化
コーヒー豆が空気に触れて「酸化」すると、コーヒー豆本来の風味が損なわれてしまいます。
すぐに飲み切る場合の常温保存時にもなるべくジップロックや密閉できる容器で保存してコーヒー豆を空気から守りましょう。
温度
温度が高温になれば「酸化」スピードが早まってしまいます。
昨今の夏は室内でも高温になりがちなので、なるべく高温にならない場所に保管しましょう。
湿度
温度と同様に湿度も注意が必要です。
コーヒー豆が水分に触れるとコーヒーの雑味が出てコーヒーの美味しい成分が出にくくなってしまうので、日本の場合は特に梅雨から夏にかけて高温多湿の場所での保管は控えましょう。
また湿度が高い場所での保管はカビの原因にもなるので注意が必要です。
紫外線(光)
コーヒー豆は紫外線だけではなく電灯の光にも弱い性質があるので、保管時には日光だけではなく光の当たらない冷暗所での保管がおすすめです。
場所の確保が難しい場合は遮光性のある容器を使用してもOK。
最近だと販売されているコーヒー豆が入っている袋自体が遮光性の高いものを使用している場合もあります。
におい
コーヒー豆は多孔質のため、においを吸いやすい特徴があります。
コーヒー豆の保存時にはにおいのキツイ他の食品などのにおいが移らないようにキャニスターなどを使用しなるべく密閉して保管するようにしましょう。
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コーヒーは「豆」のまま保存する
コーヒー豆を面倒だから一度にたくさん挽いてしまいコーヒー粉にしてしまうと、空気に触れる部分が多くなるので「酸化」が早まります。
基本的にコーヒーは「豆」のまま保存し、飲む直前で挽いてあげると自宅でも香りの立った美味しいコーヒーが楽しめます。
自宅でのコーヒー豆の保存方法 常温・冷蔵・冷凍どれが最適?まとめ
- コーヒー豆を1ヵ月以内に飲み切る場合は「常温」
- コーヒー豆を1~3ヵ月くらいで飲み切る場合は「冷蔵」
- 3ヵ月以上かけてコーヒー豆を飲む場合は「冷凍」
コーヒー豆は以外かもしれませんが鮮度が大事な食品です。
常温・冷蔵・冷凍いずれの場合も、なるべく密閉できる容器にいれ冷暗所での保管ができるとおいしいコーヒーが自宅で楽しめます。
あとジップロックは常温・冷蔵・冷凍どの保存方法でも使用できるのでかなりおすすめです。
今回の記事を参考にご自宅でのコーヒー豆の保管方法を確認していてください。
その他の保存容器についてはコーヒーの保存容器の選び方 購入時のポイントを解説をご覧ください。
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