世界最古のコーヒーの種類ともいわれる「モカ」。
上品な飲み口で「コーヒーの女王」や「コーヒーの貴婦人」とも称され、日本だけではなく世界的に人気の高いコーヒーの種類です。
今回はコーヒー豆 モカの特徴とおすすめの飲み方を解説します。
コーヒー豆 モカの特徴
モカは世界最古のコーヒーの種類ともいわれています。
独特の甘みやコクがあり、チョコレートのような香りと柑橘系のフルーティで爽やかな酸味が特徴です。
上品な飲み口は多くのコーヒー好きから人気を集めており「コーヒーの女王」や「コーヒーの貴婦人」とも称される人気のコーヒー豆です。
ちなみに「コーヒーの王様」と呼ばれているコーヒー豆はブルーマウンテンです。
参考リンク:高級コーヒー豆 ブルーマウンテンの特徴とおすすめの飲み方
コーヒー豆 モカにおすすめの焙煎度
モカコーヒーは焙煎度によって風味が変わります。
- 浅煎り・・・モカ特有の香りがはっきりと感じられ、フルーティな酸味のあとに甘みがやってきてすっきりとした味わいに仕上がります。
- 深煎り・・・酸味が抑えられ苦味と深いコクが感じられます。飲んだ後にチョコレートのようなビターな香りが鼻から抜けていきます。
- 中煎り・・・バランスの良い味わいと芳醇な香りを楽しむことができます。
参考リンク:コーヒー豆の焙煎(ロースト)種類・特徴一覧
コーヒー豆 モカにおすすめの飲み方
モカコーヒーはブラックでももちろん美味しいですが、ミルクとの相性も抜群です。
カフェオレやカフェラテにしても美味しく仕上がります。
カフェモカは全く別の飲み物
名前にモカとついている「カフェモカ」はエスプレッソにミルクやチョコレートシロップを加えたドリンクで、コーヒー豆のモカを使っていなくても「カフェモカ」と呼ばれます。
カフェモカはアメリカで考案された飲み物で、モカコーヒーがチョコレートの香りに似ていることから普通のコーヒーにチョコレートを加えてモカコーヒーっぽくして飲むようになったと言われています。
コーヒー豆 モカの産地
モカの主な産地は「イエメン」と「エチオピア」です。
名前の由来はイエメンのモカ港から輸出されたコーヒー豆を「モカ」と呼んだことが始まりです。
イエメンだけでは無く対岸のエチオピアのコーヒー豆も一緒に輸出されていたので、どちらのコーヒーも「モカ」と呼ばれています。
参考リンク:コーヒー豆エチオピアの特徴は?おすすめの焙煎度と飲み方
コーヒー豆 モカの種類
イエメン産とエチオピア産のモカは原種が同じなので風味はよく似ています。
形は少し異なっていてイエメン産は小粒の楕円形で「ショートベリー」、エチオピア産は細長い形で「ロングベリー」と呼ばれることもあります。
また収穫地域名でも区別されており、代表的なモカの種類は下記の通りです。
産地 | 名称 | 特徴 |
イエメン | モカ・マタリ | 独特な香りと香り、苦味は弱め |
エチオピア | モカ・シダモ | 芳醇な甘い香りとなめらかな酸味 |
モカ・ハラー | 酸味が少なくスッキリとした味わい | |
モカ・アビシニア | 華やかな香りと甘みのある後味 | |
モカ・イルガチェフェ | フルーティで爽やかな酸味、甘みも強く世界でも人気 |
日本ではイエメン産のモカ・マタリが人気です。
コーヒー豆 モカの特徴は?おすすめの飲み方はなに? まとめ
- 独特の甘みとコク、チョコレートのような香りと柑橘系のフルーティで爽やかな酸味
- 焙煎度はお好みに合わせて
- 産地によって特徴が変わる
- ミルクとの相性も抜群
- カフェモカは全く別の飲み物
上品な飲み口で「コーヒーの女王」や「コーヒーの貴婦人」とも称されるモカ。
種類や焙煎度によっても味わいが変わるので、自分好みのモカを探してみて下さい。
愛知県にあるコーヒーサクラさんの自家焙煎したモカもおすすめです。
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